雨上がりに虹を見つけたら、その外側にも目を向けてみてください。少し離れたところに、もう一本、薄い虹が見えることがあります。二つを比べると、色の並びまで逆になっています。

Double-alaskan-rainbow.jpg · 写真:Eric Rolph / Double-alaskan-rainbow.jpg · CC BY-SA 2.5。1919×1008から1400×735へ縮小・WebP変換。トリミング・色調整・人物の削除なし。加工画像もCC BY-SA 2.5で提供。
白く見える太陽の光には、さまざまな色の光が混ざっています。雨粒に出入りするとき、光は曲がります。これを屈折といい、色によって曲がり方が違うため、色が分かれて見えます。雨粒の内側で光が反射することも、虹ができる大切な過程です。
明るいほうの「主虹」は、雨粒の中で1回反射した光によってできます。その外側の「副虹」は、2回反射した光によるもの。香港天文台の解説では、この光の通り道の違いによって色の順序が逆になり、副虹は主虹より薄く見えると説明しています。
主虹は赤が外側、青や紫が内側。副虹では赤が内側、青や紫が外側です。二つの虹の赤い側は、向かい合っているのです。写真の左右でも、その並びをたどれます。二重の虹は、雨粒を通ってきた光の道筋の違いを空に見せています。
