指で触れて読む点字。点がたくさん並んでいるように見えますが、基本の単位は、縦3点・横2列の「マス」です。この6つの位置のどこを盛り上げるかによって、異なる文字や符号を表します。
6か所それぞれに、点がある場合とない場合があります。組み合わせは2を6回掛けた64通り。どの点もない空白を除くと、63通りになります。6点式の点字は、この限られた形を規則に沿って組み合わせ、言葉や数を伝えています。
日本語の点字では、50音を表す際に、母音と子音に対応する点を組み合わせます。日本点字図書館は、ローマ字のつづりを思い浮かべると理解しやすいと説明しています。ただし、ふだん目で読む文字の形を、そのまま点で描いているわけではありません。
一般的な日本語点字はかな文字の体系で、漢字や、ひらがな・カタカナの区別は使いません。そのため、言葉の区切りを読み取りやすくするために空白のマスを挟みます。点の配置だけでなく、空白にも読むための役割があるのです。