アルミホイルの片面がピカピカで、もう片面につやが少ないのは、薄く延ばすときに何に触れていたかが違うためです。特別な加工のない普通のホイルなら、光る面だけが食品を包むための「表」というわけではありません。

東洋アルミエコープロダクツ株式会社の解説によると、薄いアルミ箔は2枚を重ね、ローラーで挟んで延ばします。こうして金属を押し延ばす加工が「圧延」です。2枚重ねにするのは、効率よく製造するためだと説明されています。

ロールから引き出したアルミホイル。しわのある銀色の面に光が反射している
ロールから引き出したアルミホイル。表面のしわに沿って光を反射しています。
Aluminium foil.jpg · 写真:Pippi/Wikimedia Commons · CC BY-SA 3.0。WebP変換。トリミング・色調整・拡大なし。変換画像もCC BY-SA 3.0で提供。

ローラーに触れる外側は光沢のある面になり、アルミ箔同士が触れる内側はつやの少ない面になります。東洋アルミニウム株式会社の説明でも、この接する相手の違いが示されています。1枚の表裏に、重ねて延ばした工程の違いが残っているのです。

ただし、片面にシリコーン加工をしたフライパン用などは、食品をのせる面が決まっています。普通のホイルのつやの違いと、加工による使い分けは別の話。加工品はパッケージの表示で使う面を確かめられます。